ワッシャ(平座金)とスプリングワッシャ(ばね座金)

説明

ボルトを締めるときに、ワッシャ(平座金)とスプリングワッシャ(ばね座金)を同時に使う場合がある。

どちらが部品側でどちらがボルト頭側にすればいいかについて記載。

まとめ

使い方

  • ワッシャ: 部品側 (「下側」)
  • スプリングワッシャ: ボルト頭側(「上側」)

→ワッシャの用途が、部品側にかかる面圧の分散であるので、ワッシャを部品側に置く。

スプリングワッシャ不要論

スプリングワッシャの緩み止め効果について、以下の観点からほとんど寄与していないと言われることがあります。確かに計算上は、かなり寄与は小さそう。

  • スプリングワッシャはバネの力で、軸方向に力を与えて緩みにくくする。
  • とは言うものの、ボルトの締結軸力に比べ、バネの力が桁違いに小さいので、緩み止めの効果も小さい。
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